僕の人生をきみに捧ぐ
パァァン....
ナイッサー....

僕はテニス部に入った
Z大テニス部は中堅程のチームで
雰囲気はとても良かった


山田先輩)
ほりゃー!
ナイッサー俺!


山田先輩 
3年生で交流会を取り仕切っていた
ノブナガといゆ名前から
ノブ、ノブさんなどと呼称される
部内ランキング5


松尾先輩)
ノブさんまぐれやん
あんま調子のんなよー。


松尾先輩
身長189cm
4年生でとにかくデカい
サーブとフォアハンドを得意とする
帰宅方面が同じで僕は毎日一緒に帰っていた
部内ランキング3


山田先輩)
まぐれダ ヤマダ!
ぴぇー!


ノブさんはお調子者で
チームのムードメーカーだった
ただ、練習や勉強に対する熱意は
誰より強く時折見せる真剣な顔が
僕はとても憧れだった



今日の練習も終わり
明日から夏の大会へ出発
福岡へとフェリーで向かう予定だ


松尾先輩)
翔太ー
ラーメン食ってかえるぞー


僕)
はいっ!
いつも飯いってもらってありがとうございます。


懐かしい日常
テニスして、
飲みにいって、
女子部とわいわいして、
たまに街へ繰り出して、


ちなみに僕はランキング12
レギュラーには到底及ばなかった



練習後倒れるように寝床へ入り
そのまま朝日を迎えた



僕らはフェリーへ乗り込んだ


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