聖なる告白
私達は手を繋ぎ、ロビーに戻った。彼の手のひらは熱く、興奮が伝わってくる。
初めての恋人繋ぎに感動していると……
「さて、ちょうど予約の時間だ。レストランに行こうか」
「レストラン?」
ぽかんと見上げると、彼は照れた顔になる。
「クリスマスデートの約束、忘れたのか?」
「キャンセルしなかったの?」
「するわけないだろ」
一平君は微笑むと、私を引き寄せ耳元に囁く。
甘く、情熱的な声音で。
「今夜はずっと一緒だよ。僕のカラダを、堪能してくれ」
私の頬は、たちまち真っ赤に染まる。
真夏の太陽に包まれ、身も心も溶けていくのだった。
<終>
初めての恋人繋ぎに感動していると……
「さて、ちょうど予約の時間だ。レストランに行こうか」
「レストラン?」
ぽかんと見上げると、彼は照れた顔になる。
「クリスマスデートの約束、忘れたのか?」
「キャンセルしなかったの?」
「するわけないだろ」
一平君は微笑むと、私を引き寄せ耳元に囁く。
甘く、情熱的な声音で。
「今夜はずっと一緒だよ。僕のカラダを、堪能してくれ」
私の頬は、たちまち真っ赤に染まる。
真夏の太陽に包まれ、身も心も溶けていくのだった。
<終>