ストーカーの僕と君
思えば、僕が変わってしまったのはその日がきっかけだ。
僕は毎日彼女のことが気になって仕方なかった。
朝ごはんを食べる時も授業を受ける時も、寝る時も
だから、ある日僕は彼女に言ってみた。
「連絡先を交換しませんか。」
「すみません。お客様との個人的なやり取りは禁止されているので。」
あっさりと断られてしまった。
まぁ、そうだよな。普通。
結果は分かっていても、ショックは大きい。
「すみません。変なことを言ってしまって。」
彼女に悪く思われたくないので必死に笑顔を作る。