絶対にバレてはいけません

そんな私の様子を何か言いたげな様子で見ていた涼くんに、私は


「これでいいんだよ。

涼くん、私一人じゃないだよね。

頑張ってこの子を産んで育てるよ。

じゃあ、今日は楽しかった。」

またね。ありがとう。

と言って私は涼くんの答えを聞かないで家に入った。

涼くんが何か言いたそうな顔で見ていたなんて私には知るよしもない。








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