絶対にバレてはいけません

すこし落ち着いた花音が私の目を見て

「梨々香が決めたことを私は応援するって決めたから。

親友だからね。」
といって抱きついてきた。

「ありがとう、花音。」


花音という優しい親友がいてくれて本当に良かったよ。


ハグしながら女二人で笑いあった。

私は一人じゃない。

親友の花音、幼馴染の涼くん。

応援してくれる両親がいる。

決めた、私この子を産む。





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