絶対にバレてはいけません

「なに?早く話してほしいんだけど?」
とわたしがいうと

「お前妊娠してるって本当?
結婚もするって、前の男か?」

「そ、そうだよ。
もうすぐ会社も辞めるし。

今日はほんとにありがとう。」

というと晴翔はか弱い声で

「そうか、幸せになれよ。」

といって背を向けた、

わたしは晴翔が離れたのがわかったので

「ありがとうね、晴翔。」

といって休憩室を後にした。




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