絶対にバレてはいけません
次の日俺は梨々香の上司の元へ向かった。
「西山くんだよね、突然どうしたの?」
と不思議そうにきくに梨々香の上司に対して俺は意を決して話し始めた。
「お忙しいところ申し訳ないです。
橘梨々香さんの退社の件なのですが、社内でいじめがあったようです。
これを聞いてください。」
といって、俺は録音した音声を再生した。
そして、俺は続けざまに寒い倉庫に閉じ込められたことも伝えた。
「橘さんなにもいってなかった‥。
酷いことされてたなんて‥。」
と梨々香の上司は言葉を失う。