絶対にバレてはいけません
数年前の私なら涼くんとずっと一緒居たいって思ってたけど、今は晴翔が好きな気持ちがまだ大きい。
ほんと、涼くんには感謝してもしきれないのに、今この瞬間でも晴翔に会いたいって思ってしまう。
だから、はっきり伝えなきゃいけないと思う。
「涼くんごめんなさい。
やっぱり私晴翔が好きなんです。
叶わないってわかってるけど止められない。
こんなに私のことを考えてくれてありがとうね。」
「うん。
困らせてごめんね。
でも、何かあった時は頼ってよ。
幼馴染としてさ。」
といって私の頭をぽんぽんと撫ぜてくれた。