絶対にバレてはいけません
「橘さんがうちの病院に通ってるの。
彼女が妊娠してるのはしってるよね?
病院に検診にきた時に、助産師としていろいろ聞くとね、パートナーがいないってゆうのよ?
ちなみに聞くけど相手はあんたじゃないよね?」
「んなわけねーだろ?
あいつには大切な彼氏がいてたんだよ。
だから、俺は身を引いたんだよ。
まあ、一度手は出してしまったけど‥。」
と俺は残ってたお酒を一気に飲み干す。
「じゃあどうして橘さんは病院にパートナーがいるのにいないって伝えたのよ。
普通はパートナーに言うでしょ?
何かおかしいのよ。
それと私に弟はいますかって聞かれたし」
名前とか詳しくは聞かれなかったけどね、と姉ちゃんは酒のあてを食べ始めた。