私達の世界はタイトル未定。



「そうだみやちゃん、明日の夜、アネキのカフェで開店一周年記念の立食パーティーするんです。良かったら、みやちゃんも来ませんか?」

「お、お姉さん、カフェで働いてらっしゃるんですか?」

「一応店長で経営者。で、そこで奈古がバイトしてるっていう」

「……へ」

 奈古君がカフェでアルバイトをしているのは知っているが、桃園君のお姉さんが経営するカフェだとは知らなかった。


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