恋愛格差~本気の恋を教えて~
定時の19時に終わり、メイクを直して、サラサラの髪を
クルリと束ねた

いつ、何があってもいいように余所行きの支度はしてある

ネイビーのフレアスカートに白のブラウス、控えめに
フリルもついている


「もしかして、デート?」

「ええ、まぁ。お疲れ様でした」


相田さんの冷やかしをやんわりと交わして外に出た

相田さんは、一つ上の先輩ネイリスト

正直、合わない。

というか、苦手だったりする



< 15 / 111 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop