恋愛格差~本気の恋を教えて~
二次会行こうという、誘いを断り終電で帰ることにした

寝不足は肌の大敵だからね

これ以上は無理


一駅だから、あっという間に着く

私はドアの脇に立って、移り行く景色をじっと見ていた


「さっきはどうも」

また、ナンパ?

そんなの相手してるほど、私はヒマじゃないのよ

おあいにく様ね

「おい、無視か。竹永 栞」

なっ!!!

誰よ!

見上げたら鋭い目が私を見下ろしてる

「誰?馴れ馴れしいわね」

ハハハと鼻で笑った、この男

聞き覚えのある声


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