恋愛格差~本気の恋を教えて~
絶対にない、ない。

頭に降ってきたシルエットをかき消して

午後の仕事に没頭した



仕事が終わり、久しぶりにいつものカフェに行こう
最近は色々とあって行きそびれてたしね

歩き出してすぐに携帯がなる

ー岡副 透ー

あー、そういえば交換したんだっけか

「はぁー」

ため息を一つおとしてから電話に出た

「もしもし」
「あー、栞か。今から会えるか?」

しっ、栞って、、、
いつも、お前、なのに。

耳から伝わる声に変にドギマギしたりして
バカみたい。

「なにか?」
「フッ、相変わらずだな。夕飯まだだろ?」
「えぇ、まぁ。」
「じゃあ、お前んち集合な」
「なっ、勝手にー」

プーップーップーッ

って途中で切られたし。勝手に決めないでよー!


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