本当の私、迷走中です 〜番外編・晃ver〜
そんなある日。

熱も大分下がって、明日には学校に行こうかでも思っていた頃。

ピロンッ

スマホが鳴った。
大河からだ。

珍しいな…

そう思ってスマホをとると……

『僕、彼女できたよ』

大河に⁉
転校して早いのに流石だな〜、アイツは。
でも…大河の彼女がユキってことはないよな………⁉

ついついこういうことを考えてしまった。

『おめでとう‼同じクラス?』
『違うクラスだよ』

はぁ〜、良かった〜
ということは…大河とユキが付き合うことは暫く大丈夫だ‼

やっぱりこう考えてしまう。

『でもさ…その彼女のクラスで弁当食べることになったから、これから暫くは一緒に食べられないや…ゴメンね💦』

あれ⁉
そうなのか…
残念だけど、しょうがないな……

『分かった、了解‼お幸せに‼』
『ありがとう』

明日に学校早く行って、祝福してやろう。

そう思った。
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