青い龍の激情
本当なのに!!

なのに、気持ち良くて、声が出せない。

「ほら、ここは蜜がたっぷりだ。」

するとユウさんの指が、体の中に入って来た。


「んんん……」

初めての経験に、体が固くなる。

こんな形で、初体験をするなんて、思ってもみなかった。

「止めた。」

「えっ……」

ふと、体の重みがなくなった。

「おまえ、本当に処女だったんだな。」

そう言って後ろを向いた背中には、大きな青い龍が、施されていた。


きれい……

そんな不謹慎な事、思っちゃあいけないんだろうけど。


「服を着て、休んでろ。飯の時間になったら、増田が迎えに来る。」

「は、はい……」

そうして服を着たユウさんは、部屋から出て行ってしまった。


私は、自分の体をぎゅっと、抱きしめた。
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