青い龍の激情
第4章 結ばれた夜
「ん?」

眠りから覚めて、辺りを見回すと、マンションの一室にいた。

「目、覚めたか?」

後ろから声を掛けられ、振り向こうとした時、私は手首をベッドに縛られている事に気づいた。

「なに?これ……」

「悪く思わないでくれよ、お嬢ちゃん。」

よく見ると、チンピラみたいな人達が、2、3人いる。


「うひょー。こんな可愛い子、相手にできるだなんて、ラッキー。」

「結構、溜まってるからな。覚悟しておけ。」

そう言って、みんなで笑っている。

「な、何?」

怖くなって、体が震えだした。


「大丈夫だよ、お嬢ちゃん。怖がらなくても。何にも変な性癖なんて、俺ら持ってないから。」

「えっ……」

「俺ら三人で、お嬢ちゃんを楽しませてあげるからね。」
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