青い龍の激情
「そ、それって……」

「3人でお嬢ちゃんの体を、堪能するって事さ。」


血の気が引くのが、分かる。

私、ここで犯されるの!?


「いやあああ!放して!」

私は、ありったけの声で叫んだ。

「ははは!威勢のいいお嬢さんだな。」

そう言った一人が、ハンカチを私の口の中に入れた。

「最初は、俺が相手してもいいな。」

「待て。ビデオがまだ、回っていない。」


ビデオ!?

もしかして、撮影されるの?


「しかし、こんな場面を撮って、青い龍に送りつけるとは、いい趣味してんね。お嬢さん。」

「まあまあ。俺達は顔は映らないし、楽しめるんだからいいだろう?」


どうしよう……

初めてが、こんな人達に奪われるなんて、そんなの嫌だ!!

誰か、助けて!!

心の中で叫んだ。
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