青い龍の激情
「ユウさん……」

私は、ユウさんの体を、抱きしめた。

「痛いなら、痛いって言ってくれ。なるべく加減するから。」

私は、うんと頷いた。


「ふっ……」

私の体の中に入ってくる、ユウさんの一部。

それは奥まで入って来て、私を逃がさなかった。

「痛いか?」

「ううん。大丈夫。」

それよりも、好きな人と一つになっている喜びの方が、勝っていて。

ユウさんが動く度に、私の胸がキュンキュンする事の方が、耐えられなかった。

「君が連れ去られたと聞いた時、頭が真っ白になった。」

ユウさんに見降ろされて、奥まで突かれている事が、女としての幸せだった。

「この腕に戻ったら、もう二度と、離さないと誓った。君は?」

「私も……ユウさんと二度と、離れたくない。好き……」
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