クリスマスの夜に

「またきっと、会えるから。私を救ってくれてありがとう。また必ず出会える、そして私はあなたを愛し続けることができる。きっと、その日が来るまで」

彼女の姿がうっすらと遠くに見えるように、僕の体は静かに消え失せた。
この世からも、そしてこの聖地とも言えるこの世界からも僕の存在は消え失せた。
< 44 / 45 >

この作品をシェア

pagetop