世界でいちばん ~最高の愛~
「お兄さん達。やめなよ。嫌がってんじゃん。放してやりな!」


整った顔立ち。綺麗な黒髪。背が高くて。おまけにおしゃれな格好をした、どこからどう見てもイケメン。

そんな男が声をかけてきた。


「あ?お兄ちゃんには関係ないだろ!口出すなよ!」

「んー?でもこの子俺の女なんだけど。」


「お前らこそ人の女に手出してんじゃねぇよ」


複数の男達はそれを聞くと不機嫌そうに去っていった。


そしてその男が。
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