偽りの彼女と真実の彼女
ハーツは急いで図書館に向かい、リツの国の歴史を調べました。
暫くすると奥の方から話し声が聞こえました
「ご苦労さま」
「いえ、役に立って良かったです」
「これであの女も二度と見ることなくなる!私はリードの后になれるのよ!」
そこには最近新しく入った騎士と杏理がいました
話をしばらく聞いていたハーツは内容を聞くうちに怒りが込み上げてきました
(リツ様はあの方に騙され、濡れ衣着せられ、呪いによって存在が消えかかってるのにどうして嬉しそうに話すんだ!)
ハーツは暫く存在を消し、最後まで話を聞きました