偽りの彼女と真実の彼女

「リツ、僕はそろそろ公務に向かうよ」

「はい!」

「今日はなるべく早めに帰るようにするからね」


リード王子はそう言ってリツにキスをして部屋を出ていきました。







まさか、これが最後の会話になるとは思いもせずいつものようにお見送りをしました。

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