偽りの彼女と真実の彼女

「おい、ハーツ、リツを連れてこいと僕は言ったが」

「.....」

「ハーツ?」

リードは何も返事しないハーツに驚き、ハーツの手に持ってた刺繍に触れようとした時でした


ードンッー

なんと、ハーツがリードを突き飛ばしたのです

これにリードは驚き声も出ませんでした

「おいっ、ハー「この刺繍には触れないでください」っ!」

「お願いですから、触れないでください」

ハーツは涙ながら話しました

「お前、マントはどうした、あれは騎士長の証だぞ」

「.....」

「ふぅーー、ハーツ、話さないと僕はわからないんだ。少しでもいいから話してくれ」

「...杏理様はどうしたんですか」

「あやつは国の裏切りとして牢屋に入れた」

「そうですか」

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