永遠に解けない夢を
塔、かあ。外国にある美しい塔という写真集なら、図書室で読んだ記憶がうっすらとある。


影浦先輩という用もないのに訪れる変わった人がしつこく薦めてくるせいで、渋々こちらが折れたというエピソードのせいなのだが。


今頃あの先輩何してるんだろう。ちゃんとしてる姿なんて全然想像できない――そんなに近代的な塔でも古い塔でもなかった、一体何のために在るのだろう。



神月くんは。あの町のなんなんだろう?


< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

神隠しの杜
椿灯夏/著

総文字数/54,731

ホラー・オカルト164ページ

表紙を見る
幻想月夜
椿灯夏/著

総文字数/5,563

絵本・童話26ページ

表紙を見る
片翅エデン
椿灯夏/著

総文字数/3,321

青春・友情15ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop