兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
【美衣side】

朝、目を覚ますと、私の隣にお兄ちゃんはいなかった。



バスルームから、シャワーを浴びる音が聞こえていた。



「ごめんね、お兄ちゃん……」



私は、お兄ちゃんがいなくなったベッドの上でつぶやいた。



ツインとダブルの違いがわからなかった訳じゃない。



私は、お兄ちゃんを試した。
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