兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
私は、家を飛び出した。



お兄ちゃんが何をやってるかなんて、涼子さんの声を聞けばわかる。



私は泣きそうになりながら、来た道を戻る。



ショッピングモールの100均ショップに戻ってきたけど、もうクリスマス飾りを買う気はなくなった。



私は隅に置いておいたカゴの中の商品を、元の位置に戻した。
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