兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
13年間、抑えてきた想いがあふれだす。



俺はずっと、美衣を手に入れたいと思っていた。



俺は、強くあいつと唇を重ねた。



美衣は、抵抗しない。



俺に抱きしめられたまま、目を閉じていた。



俺たちはそのまま、ソファーに倒れこんだ。



美衣のセーターをめくりあげ、あいつの肌に唇をはわせた。
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