兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
「……ごめん」
「そっか……」
涼子はうつむく俺から目をそらして、天井を見上げた。
「やっぱり……美衣ちゃんには勝てないか……」
ポツリとつぶやいた涼子に、俺は視線を向けた。
「要は、昔から美衣ちゃんが一番だもんね。
私と別れて……美衣ちゃんと付き合うの?」
「そっか……」
涼子はうつむく俺から目をそらして、天井を見上げた。
「やっぱり……美衣ちゃんには勝てないか……」
ポツリとつぶやいた涼子に、俺は視線を向けた。
「要は、昔から美衣ちゃんが一番だもんね。
私と別れて……美衣ちゃんと付き合うの?」