兄の溺愛がマジでウザいんですけど……《完》
「そうなのか……?」
俺は、隣に座る涼子に視線を向けた。
「うん。うちのお兄ちゃん法律関係の仕事してるから聞いたことあるんだけど、普通にできるはず……
気になるなら、お兄ちゃんに確認しよっか?」
「いや、いい……
つーか、なんで涼子そんなに詳しいんだよ」
「私にとって、美衣ちゃんが一番のライバルだから」
涼子は、上目遣いで俺を見上げた。
俺は、隣に座る涼子に視線を向けた。
「うん。うちのお兄ちゃん法律関係の仕事してるから聞いたことあるんだけど、普通にできるはず……
気になるなら、お兄ちゃんに確認しよっか?」
「いや、いい……
つーか、なんで涼子そんなに詳しいんだよ」
「私にとって、美衣ちゃんが一番のライバルだから」
涼子は、上目遣いで俺を見上げた。