私と大っ嫌いなサッカー部
次の日

「 ほら!うみ!行くよ~~!!
早くジャージに着替えて!! 」

着替えるのがめんどくさかった私は
制服のままで行こうとしたのに
心愛に止められた。

結局、ジャージに着替えて心愛とグラウンドに向かった。

グラウンドにつくと、
そこには男目当てで来てる女子ばっかり。

「 きゃぁああ、かっこいい!!
あの先輩と付き合いたい~ 」

と、さっきからキャーキャーうるさい。

こんなイキってる奴らのどこが、
かっこいいの?
と密かに思っていた私。

「 サッカー部のマネージャー希望の人は
こっちに集まってくださ~い! 」

その言葉を聞いた瞬間
心愛が、チーターのように速く走って行った。

「 ほら!うみ早く来て~! 」

と、大きく手を振って呼んできた。

『 恥ずかしいからやめてよー、 』

サッカー部の部員が皆こっちをみている。
ほらー、恥ずかしいじゃん。
絶対やる気満々だと思われたじゃん~。

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