私と大っ嫌いなサッカー部
「 はいでは~!
今から順番に軽い面接したいと思います!! 」

緑のジャージを着た女の先輩が呼びかけをしていた。
緑だから、2年生か...!

( え、ちょっとまって、
今から面接って言った?! )

ありえない、聞いてない、の言葉が、うみの頭の中でグルグルと回っていた。

『 ね~ここあー、うみ聞いてないんだけど。
面接やるとか。』

「 大丈夫だって~!!そんなの笑顔でいれば受かるよ!!! 」

『 そっか、なるほど~
って受かりたくないし!!!! 』

あははは と両手で叩きながら笑う心愛。

『 あははじゃないしー 』
ムッと拗ねる私。

「 長島うみさんついてきてください~ 」
そんなやり取りをしていたら、
私の名前が呼ばれた、。

もぅ!面接の内容なんて考えてもないよ!
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