雪と月と太陽
美月へ
よくよく考えると手紙ってはずいな笑。
でも君が誕生日プレゼントは手紙がいいって譲らなかったから書いたよ。
俺達の出会いは高一だった。俺の一目惚れ。
俺が夜遅くに部活終わって学校を出たとき、学校の前のバス停でバスを待ってる君を見かけた。俺、その時、君のことを知らなかったんだけど、その時に見た君がすごく綺麗で。気づいたら俺、無意識に君の手を掴んだんだ。で、なんの計算もせずに君の手を掴んだもんだから、俺、何話せばいいかわかんなくて、なぜか俺、「……雪は好きですか?」って聞いたんだよ。俺何聞いてんだよ!この子を困らせてるじゃん!ってすごい思ってたら、君が「……雪の結晶ひとつひとつに名前をつけたいくらい好き」って言ってくれた。その答えを聞いて、この子は不思議だなって思ったと同時になぜか俺はこの子が好きだ!って直感で思ったんだ笑
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