青藍─Seiran─




「この後、一緒に行ってもいい?」

「え」

 いきなり驚くようなことを言われ、俺は即座に首を振ってしまった。

「ごめん、家族しか招いたことないから。散らかってるとも思う」

「絶対ウソ、一君って綺麗好きなイメージだもん」

「多分色々と、鮎原さんが思ってるような自分じゃないよ」

「そうかなぁ?」




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