青藍─Seiran─




『分かった、じゃあこの前のイブのメンバーも誘おうか。それでいい?』

「うん、分かった」

『また日程の件は連絡するから。一君、絶対ドタキャンしないでよね』

 鮎原さんはどうして、俺に連絡をくれたのだろう。

 大人になった自分と、仲良くしてくれようとしてくれている?

 こんな自分なのに、歩み寄ろうとしてくれている人がいるのは、驚きだ。



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