諦めの悪い私
私が生まれたのは、長崎でした。
母はまだ10代で父も20になったばかりでした。

両親は若すぎたんだと思います。
だから私を育てるという厳しさをわかってなかったのだと思います。

父は私と母を養う為に毎日遅くまで働いていたと聞きました。

母も最初は、育ててくれていました。

ある時私は寝ていて、母はそんな私を置いて友人の所へ行ってしまいました。

もしかしたらちょっとだけのつもりだったのかも知れません。
でもそれはどんどん遅くなり、私は家で1人大声で泣いていたそうです。
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