神に一番近い男Ⅱ
あきらが先に彼を追う。人気の無い路地に着く
彼 「じゃまだ」とあきらに襲いかかる。あきらがやられうずくまる。そこへ、たかしとさちこがやってくる。
たかし 「よくもあきらを」と彼に襲いかかる。彼のパンチがたかしの顔をかすめ、唇から少し血が出る。また、かれがパンチを打ってくる。たかしはそのパンチをかわし彼の腹にパンチをきめ、うずくまったところに顔面にパンチをきめる。そして、彼は倒れこむ。
たかし 「あきら大丈夫か。」とあきらに駆け寄りあきらを起こす。
あきら 「あー俺は大丈夫。」と立ち上がる。そして、たかしが彼の所に行き彼を起こす
たかし 「俺は天才占い師神代たかし。俺は今あなたを占った。あなたとさちこさんは本当に愛し合っている。愛し合っているのに会う事が出来ないほどつらいものはない。これからガンバレば、幸せな家庭を築く事が出来る。もしあなたが私に会わなければ破滅の人生を送っていた。なぜおれが、神に近い男と呼ばれるか教えてあげよう。人の運命を変えられる。」たかしが100万円の束を彼に渡す。
たかし 「一度きりの人生だ。もう、ギャンブルはやめろ。ここから東の方角の駅前に小さくてもいいから店をオープンさせな。そうすれば、成功するさ。」
彼 「どうもすいませんでした。」と土下座する。
たかし 「頭をあげな」たかしがさちこの所に行く。
たかし 「もう大丈夫だ。」
さちこ 「ありがとうございます。」とふかぶかとおじぎをする。
たかし 「ここから先は二人のがんばりだ。」と手を前に出しさちこと握手をする。




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