神に一番近い男Ⅱ
のぼるが玄関を出て外に出る。その後ろからたかしが追いかけてくる。たかしがのぼるに追いつき肩を掴む。
たかし 「まーまてよ。今日からのぼるの兄貴なんだから、よくはなそうぜ。」のぼるは肩の手を振り払い
のぼる 「ふざけたこと言ってんな。」とのぼるが怒りだし、たかしに襲いかかる。たかしは、のぼるの繰り出すパンチをよけ続ける。すると、たかしはパンチをかわしその手を
掴み、のぼるの顔にパンチをする。しかし、そのパンチは寸止めであった。
たかし 「喧嘩じゃ俺に勝てないようだな。」
のぼる 「はなせ。」と手を払いバイクに乗り走り出す。たかしもすぐにバイクに乗り追いかける。二人は猛スピードで走り続ける。二台のバイクは海の埠頭に着く。そこには、
5,6人の不良がいる。
不良A「のぼる、後ろにいるのは誰だ。」
のぼる 「内の養子になるなんて、なめた事言っているからみんなやき入れてくんない」
不良A [おー、みんなやっちまおうぜ。」
たかし 「まーまー、みんな落ちついて、今日からこのグループのリーダーになる加藤たかしよろしく。」
不良B 「ふざけんな、この野郎。」すると、どこからか、バイクの凄い音が近づいてくる。
不良A 「のぼるやべよ。百龍のやつらだ。どうする、」
のぼる 「じたばたしてもしょうがない。」そして、20人ぐらいの百龍たちの連中が前にずらっと、止まる。百龍たあちは、バイクを止め近づいてくる。
百龍リーダー 「よくも内の者に手を出してくれたな。ここのアタマは誰だ。」
のぼるが出て行くと同時に
たかし 「俺がアタマだ。」と出て行く。
百龍 「落とし前付けさせてもらうぜ。みんなやっちまえ。」百龍たちが襲いかかって来る。そして、全員で乱闘になる。たかしは、次々にやっけていく。そして、百龍のリーダーとたかし二人になる。
リーダー 「なかなかやるじゃねえか。俺が相手だ。」
たかし 「かかって来な。」とたかしとリーダーが戦う。たかしは、圧倒的に強くリーダーをやっける。リーダーがうずくまる。
たかし 「もう、終わりか。」リーダーが立ち上がりにっこり笑いナイフを取り出す。
リーダー「殺してやる。」とたかしに襲いかかる。たかしは、ナイフをよけ続ける。そして、たかしは、ナイフをよけその手を掴み力いっぱいその手を握る。




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