一匹狼と野良猫。


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小学生になり、学校に行く日々。



幸いにも学校では虐められることや、

除け者にされることは無かった。


ーーーただ、



「私がご飯を食べ終えてから、

あんたの食べる番だよ!!!


一緒に物を食べるなんて有り得ない!!!!」

「.......ごめんなさい。」

「ったく、顔があの女そっくりだよ。

息子を汚したあの女に!!!!」



老婆は手は出さなかったが、

言葉の暴力を浴びせられる毎日。



ご飯をわざとゆっくり食べ、

ご飯を食べれないようにされる日も多々あった。



この頃から、人を信じるのをやめた。

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