一匹狼と野良猫。
「どうした?怖い夢見た?」
「あ、いえ........
なんか、寝れなくて。」
「そっか......入って?」
滉牙さんは扉を大きく開けて入れてくれた。
「なんか飲む?」
「あ、いえ、大丈夫です」
「マジびっくしたよ、
またなんかあったのかと思った。」
「.......すみません」
「いや、気にしなくていいよ
俺を仕事の事で退屈してたから」
いつでも眠りについていい様にベッドに
私を座らせてくれて、滉牙さんは向かいの
ソファーに座った。