一匹狼と野良猫。
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「.......お泊まり、ですか」
「そーなの!
使えない上司が取引先でやらかしたみたいで
少し遠いとこのお得意さんに
行かなきゃいけないの〜。」
バタバタと身支度をしながら
ため息をつく玲花さん。
...........玲花さん今日いないのか。
目線を下に向けると、彼女は あぁ!!と声を上げた。
「寂しい思いをさせてごめんね?
さっさと終わらして帰ってくるからね!!?
そんな顔されたら犯し、じゃなくて
行きたくなくなっちゃうわ!!」
「おい、今何言おうとした」
「すぐだから、すこーしだけ待ってて?
留守の間、このくそ野郎の事お願いね♪」
「誰がくそ野郎だ。
レズビあ」
彼が言い終える前に、
玲花さんに背負い投げされた。