一匹狼と野良猫。
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ふと眩しい日差しがチラつく。
目を開けると、彼の上で眠っていた様だ。
昨夜倒れ込んだままだったみたい。
スヤスヤ眠っている滉牙さん。
.........重いよね、どかなきゃ。
身体を起こそうとするが、
ガッチリ腕を回されており身動きが取れない。
......困った。
とりあえず動けないので、
彼の胸板にまた頬を寄せる。
聞こえてくる鼓動と呼吸のリズムが心地良い。