一匹狼と野良猫。
「お、お茶.....を、持ってき、ます」
「え、いいよいいよコイツにお茶とか」
「ねぇほんと酷くない?
家主もてなせ??この上なくもてなせ??
チビちゃんありがとー♪」
ご機嫌斜めな滉牙さんとは裏腹に
上機嫌なタイガさんに一礼し、キッチンへ向かう。
「いやーいいなー、チビちゃん」
「何が」
「嫁に欲しい」
ドカッ!!
「いった!!??ちょ、はっ!!???
いきなり肩パン!!??」
「は?じゃねえから」
「なに滉牙きゅん怖いですケドー」
「変な事ゆーからだろうが」
「あ、なに??
もしかして妬いてんの??ブフッ!!」
「......あ?」
「いやほんと、すみませんでした
僕が悪かったですから顔を握り潰そうとしないでお願い」