一匹狼と野良猫。


あ、邪魔しちゃダメだ。



そう思い戻ろうとした瞬間、

目が合った。



「ん?.......どした?

また怖い夢見た?」



優しく声をかけてくれる彼に首を振る。



「目が、覚めてしまって.....えと」

「そっか......
何してんのか気になる?」



彼はパソコンを指さして言う。

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