生徒会の姫と秘密

弱らせよう

せめて、コイツを弱らせよう




今の、私にはコイツを祓うほどの力が残ってないもの



「ライライバクマビヒャンビラソワカオントキトキビヒャンラギャラソワカ...禁!」


「ウゥッ!」


さすがにきついかも...

「ゴホッ」

口を抑えた手にねっとりと血がついていた



あ、私死ぬのかな



こんなとこで、死ねるわけないよ!



絶対、こんなとこでは死ねない


アイツを倒さないと、いけないのにもう限界だった

意識が遠のいていく
< 169 / 278 >

この作品をシェア

pagetop