生徒会の姫と秘密

「と、友達...」

「私、芽依のこと友達だと思ったことないから。だいたい...離れないでって何よ」

え...

友達じゃないの...?

やっぱり、重かった?

まさか、同情とか?

ボッチになりそうな、地味子がいたから、かわいそう的な?

どんどんと、マイナス思考が脳内をぐるぐると回っていって、目に涙が溜まるのがわかる

「ちょっ!芽依?!泣かないでよー!!」

「...だって、グスッ友達じゃ...ない...ってグスンッ」

「そういう事じゃなくて、芽依は、友達じゃなくて、親友ってことだよ!...離れないでなんて言われなくても、離れる気なんて毛頭ないっての!!」

「へっ?...」

親友...?

「芽依、だから泣かないの!」

「瑠衣〜〜!!」
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