生徒会の姫と秘密
「そうですよー」

そういえば、私...

「私、理事長、見たことない。」

「は?......入学式で挨拶してたじゃん。」

「入学式、寝てた。」

「おバカ!」

ーグイッ

「いたっーー!!」

はい、瑠衣に思いっきりほっぺた、つねられました。



「芽依〜、可愛かったよー。さっきの♡」

「お世辞、ありがとー」

お世辞でも、嬉しいものよね。

「はぁ(お世辞じゃないのに...)」

急に、大きなため息をつく、瑠衣。

「ん?どうしたの?」

「なんでもないよ。天然娘!」

そ、それはよかった...

「...って!天然娘って何ー!!」

「何よ、本当の事じゃない。」

いくらなんでも、酷いよ!
私がブスで、キモかったからって!!

「私は、天然じゃない!自分がブスなことくらい、自覚してるもん!!」

「あー、はいはい(そこが、天然なのよ...)」

「雑!私のあつかい、雑だよ!!」

「そーですねー(棒)」
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