生徒会の姫と秘密
と、考えてる暇ではなかった。

ボケっとしていたが、私は今、仕事の話をしに来たのだ。

うっかり、本来の目的を忘れていたことには知らんぷりをする。

本当に、うっかりだ。うっかり、ここを忘れてはいけない。

じゃないと、私が忘れっぽいみたいになるじゃないか。

と、心の声に心の中で反論。


「よく帰ってきてくれたね。悪いが、よろしく頼むよ。」

「はい。こちらこそ、よろしくお願いします。」

他にも、細かいことを話し終えて、理事長室を後にした。

ちなみに、瑠衣の守護とかもやることになったんだけど、それは、頼まれなくても絶対、守る!

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