生徒会の姫と秘密
翌日

私が、起きた頃には、珀以外のみんなはもう居なかった。

それもそのはず、今は10時。

昨日は丑三つ時の頃に見回りに行って帰れば、もう、4時になる手前頃でそれから寝たのだから。

結構寝てたみたい。

そういえば、朝ごはん作ってなかったけど珀大丈夫かな?


リビングに降りていくと、珀が机の上で伏せていた。

「珀...?おはよう......。」

声に反応して、ちらっとこちらを見る。

「め〜〜い〜〜!!おはようじゃねぇよ。俺、飯作れないんだけど。」

ずいぶんとご立腹のご様子で...。

「...ご...ごめんなさい...。」

「いや、別に......どうせ、遊び回って疲れたんだろ?」

まぁ、確かにそれもあるけど......。

とりあえず、ご飯作らないと!!と、思いキッチンへ行く。
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