生徒会の姫と秘密
ー珀sideー

もう、2週間が経つ。


芽依は、生死をさまよったものの、なんとか命を繋いだ。


ただ、未だに目を覚まさない。


学校が終わると、毎日のように病院に向かった。


土曜日は、朝から晩までだ。


綺麗な顔をして、眠る芽依は病院の男共を虜にしている。

目が覚めたって、そんなこと気づかないんだろうな。

そうしたら、俺が何とかしないとだ。

なぁ、だから、早く目、覚ませよ。



•*¨*•.¸¸♬︎♪。.:*・゜♪。

着信音がなり、スマホを手に病室を出た。
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