恋の方程式

『なにキス顔してんの。そんなにキスしたいの…?』

と顔を近づけてきた。

…ドキドキドキッ

なにこれなにこれ。

ぷしゅー。

『ははっ、やかんかよ。なに湯気出してんの。』

教室にいるみんなも私をみてわらっている。

なんなんだ。

あの魅力は。

まだドキドキがおさまらない。

おかしい。

やっぱり、イケメンだなぁ。


赤く染まった頬の熱をとりながら


私はまた、恋愛について考えていた。

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